先日、5月13日(月)に、福祉交流センターで通常総会が行われました。

ご参加いただきましたみなさま、また、委任状をご提出くださったみなさまに、厚く御礼申し上げます。

今回の総会では、主に、平成30年度の活動内容と、今年度の方針について、ご報告いたしました。

平成30年度には、【不登校に関わる専門職の相談・支援事業】として、〈「子どもの居場所研究会」の実施〉と〈不登校児童生徒適応指導教室の運営〉を行いました。市内8教室の適応指導教室において、児童生徒の教室への登録人数は、合計172人(小学生43、中学生129人)でした。1日平均通級人数は、8教室の合計で約90人でした。通級人数の傾向としては、毎年2学期後半から増加し、3学期はほぼすべての教室で最大になりました。活動内容としては、教室によって多少の違いはありますが、学習活動、創作活動、運動、クッキングなどが日常的に行われました。加えて、年間15回程度、自然豊かな「ほっとエリア阿多古(天竜区の旧下阿多古中学校と阿多古川周辺地域)」を主会場としてチャレンジ教室(体験活動)を実施しました。活動の場と雰囲気に巻き込まれて、人とかかわることの楽しさや気持ちを出して人と気持ちがつながる体験ができたことは大きな成果であったといえます。

【講演・研修事業】として、〈不登校児童生徒の保護者対象情報交換会(講演およびパネルディスカッション)〉を開催しました。また、定期開催の研修会として〈ピンポイント研修会「困った子、困っている子の理解と対応」〉および〈子どものこころの勉強会〉を実施いたしました。中学校区事例検討会の実施および発達支援の森保護者勉強会の実施もいたしました。ご協力いただきました皆様、誠にありがとうございました。

今年度、NPO法人はままつ子どものこころを支える会(すまいる)の本格的な活動も4年目を迎えます。平成30年度の成果を踏まえ、また、設立当初の理念・活動目的を常に意識して充実した活動を推進いたしますす。市から受託した「不登校児童生徒支援推進事業」の確実な推進と一層の充実を目指してまいります。また、今年度もピンポイント研修会等の講演・研修事業を開催する予定です。

  引き続き、すまいるの活動へのご協力をよろしくお願いいたします。